島根県雲南市から全国へ事業を展開されています
コミュニティナース代表矢田さんから投稿をいただきました。
わたしから見た矢田さんはパワフルで良い意味で男前。
お話をさせていただいているだけで、気持ちが明るくなり楽しくなります。
とても忙しい中、素晴らしい記事を書いていただきました。
今回は3回に分けてシリーズ投稿となります。
とても熱い想いに感動と畳を製作する職人として身が引き締まる思いです。
こんな素敵な方にわたしたちの畳を使っていただけることに喜びと、これから次の世代にも畳を繋いでいかないといけないと改めて思いました。
『日本の本来的なものづくりを守るこれからの人の縁と
循環を一緒につくっていきたいと思える畳の物語』
私は出雲市今市町の生まれで、実家は和菓子屋です。
身近に職人の父母がいる家庭で育ったので、
ものづくりをするということが決して特別ではなく、一般的なものでした。
今となっては、それを維持継承することがどれだけ奇跡かということを実感していますし、
出会いや循環によってそれが守れるようにしたいという思いも持っていることが、
友塚さんの畳との出会いに通じています。
元々お知り合いになったのは、
出雲圏域で開かれたワークショップか何かの交流会だったように記憶しています。
家業を継いでいらっしゃる息子さんの方と出会いました。
笑顔に誠実なお人柄が現れていたことを覚えています。
畳屋さんと聞いて、日本の本来的なものづくりであればあるほど
旧来の生活様式が大きく変化する中、
お客様が求めるものも変わり大変だろうなと思いました。
一方で、私はコミュニティナースという事業を展開しています。
これは地域の方と日常的に顔見知りの関係を作り上げることで、
あの子看護婦さんだったしいつも気にかけてくれてるから相談してみようかな、
と暮らしの中に溶け込む形で早めにご相談を受けたり、
こちらが気づいて正しい情報をお渡しするなどしたら、
もっと長く元気で過ごせる方が増えるのではないかという
仮説を検証していく取り組みです。
まさに、友塚さんのご家庭のように、日々守るべくものづくりに励まれている方や、
自分たちの暮らし以上にお客様や地域のことを考えて
働かれている方の身近な健康の機能であり
パートナーになりたいと始めた事業です。
おかげさまで、地域の方からコミュニティナースさんで使ってくださいと
空き家をご提供いただいたり、
活動へのご協力を得ながら手づくりで育ててきました。
つづく
次の記事、06 コミュニティナース矢田明子さんから投稿 NO,2 は下記のURLになります。
https://tatami-cafe.com/237/