今回は、なぜ畳屋さんがカフェをはじめたのかを書いてみようと思います。
HPのコンテンツ、「畳カフェができるまで」に
漫画でわかりやすく紹介しています。
畳カフェは畳が少なっていく現状をなんとかしたい!
畳業界の底上げをしたい!
自分の好きなことを思いっきりやってみたい!
人の集まる場所を作りたい!
という思いで出張カフェからはじまり
現在は自宅を建替え
①カフェ
②畳店のショールーム
③自宅
と3つの役割を果たしている、唯一無二の空間になりました。
畳カフェをオープンするにあたり、奥出雲町で唯一の設計事務所
宇田川孝浩建築設計事務所さんにお願いをしました。
畳カフェは構想10年
設計段階で沢山のアイディアを出していただきました。
建設中は設計監理だけではなく、
細かいことも沢山していただき感謝の気持ちでいっぱいです。
長い間関わっていただき、家族と一緒にご飯を食べたり悩んだり
とても大変でしたけど楽しかったです。
そしてもう一人の家族のような関係になりました。
想いを形にしてくださり、本当にありがとうございました。
そして畳カフェが「しまね建築、住宅コンクール」
優秀賞を受賞しました。
下記の写真は受賞記念の石州瓦で製作した盾になります。
店舗の入り口に飾ってあります。
大工さんをはじめ関わっていただいた沢山の職人さん達のお陰で
素晴らしい賞を受賞することができました。
審査基準の1つで
「今後のモデルとして、波及効果が期待できるもの」
という所を評価されたのだと、わたしは思います。
審査員さんのコメントで
「これからの畳のありかたを考えさせられる展示場兼住宅。」
ということでした。
畳カフェを通して一人でも多くの人に
畳の良さを知っていただきたいです。
これから、どんな畳カフェになっていくのか自分でも楽しみです。
次回のキリヌキは畳カフェを設計してくださった、
宇田川孝浩建築設計事務所さんを切り抜いて発信いたします。